ドライエイジングビーフを脳裏に刻む(3)

ドライエイジングビーフを脳裏に刻む(3)

(1)準備編はこちら
(2)焼き編はこちら

スタンディングしている熟成ひめ豚を横目に、黒毛和種の経産牛を呼び戻し
カッティング。

ぷっくりと膨れ上がった状態から頃合いを見極めます。弾力が見た目でもわかる!
これはマニュアルにできない、体験するからこそ感じられる学び。

長期飼育される経産牛は肉質が硬くなる印象がありますが、
エイジングされることにより柔らかく、旨味が高まります。
サシも程よくおさえられ短角に負けず劣らず、経産牛の魅力を知ることができました!

ひめ豚も良き具合。香りも栗のような、牛の熟成とはまた違う芳香。
味わいも熟成することで、ここまで変化するのかという豚の底力を見せつけられる。
豚の脂の美味さ、是非味わって戴きたい。

Tボーンもライドオン!

猪も焼いていきます。
お気づきの方もいるかもしれませんが、途中アスパラが極太の千寿葱に。
半分に切ったトマトも一緒に焼いていきますが、甘みが増してこれがうまい!

Tボーンの焼き上がりを待ち望む美女と野獣のようにそびえる肉。の図

骨を焼くことで、中まで火を通します。

骨付きは、骨のぎりぎりの肉のウマい所まで堪能できるのが醍醐味です。

基本、全体通して味付けは塩のみですが、良いオリーブオイルをかけても美味です。
適宜、ルッコラと生のトマトをつまみながら肉を食べることで、胃もたれも起こしません。
これだけの力強い肉たちには、赤ワインが欠かせません。4本があっという間に空いてしまった・・

これだけの熟成肉を1度に味わえる機会はなかなかない。というかない。
ある程度人数がいることでできる食べ比べであり、お取り寄せすることで
有名店で食べるのと比べ、あり得ないような価格で堪能することができる。

結局は、シンプルにいただくのが一番うまいという事実。
そして、上質な肉があるのはもとより、それをいかに美味しくいただくかの技術が必要。
塩の振り方一つとってもそうであり、火加減、切り方、振る舞い、もっと言えば、
準備段階からの一連の段取りが大事だということを身をもって体感した参加メンバーでした。

こうして、今宵の晩餐を終え、ドライエイジングビーフが皆の脳裏に刻まれたことは間違いない(はず)。なんと言っても、肉を食べると元気が漲ってくる!そして、おのずと皆笑顔に。
そんな場をつくれるよう、これからさらに経験値を積み、肉の・食のマエストロになるべく、
美味しいものを食べ、美味しいものを提供できるように、食を知って楽しんでいきたいと思います!

●お取り寄せ:秋田 大門商店『大門宏幸がつくる熟成肉』 はこちら

(※熟成をかけるため、ただ今およそ月に一度の販売をしています。入荷はメルマガにてご案内いたします。)

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