紀州のケンケン鰹の初鰹　背節と腹節各１本（合計400g以上）　※冷凍

1908年、ハワイから帰国した小野七之助が伝えたと言われるケンケン船。疑似餌の海面を踊る様が興味深い漁法で、小型漁船が引縄一本釣漁で潜航板と疑似餌を駆使して、一本一本、魚を水揚げするのがケンケン漁です。
明治・大正期は木造の帆掛け船、昭和に入り発動機が搭載され、さらに木造がFRP（プラスチック）になるなど、船は進化を続けています。
一本釣りや巻き網漁と違い、ケンケン漁は一度に大量の魚を水揚げする事ができませんが、その代わり、一本一本魚を大切に扱う事ができます。疑似餌に掛かった鰹を船上で活け締めにして、海水で血抜きし、氷水で一気に鰹の温度を下げ、急ぎ港に戻して加工するため鮮度抜群です。

究極の冷凍技術
お届けする商品に解凍方法のリーフレットが入っています。脇口水産が開発し、自社で主として扱うマグロに対し行う独自の冷凍特許技術で、細胞破壊（ドリップが出て旨みが逃げる原因）を防ぎ、ドリップを限りなく少なくできます。この冷凍技術で加工したマグロを「海桜鮪」というブランド名で売りだしているものです（今回はこの冷凍技術を鰹に使用しました）
一般的な冷凍であれば、前日からゆっくりと冷蔵庫で解凍するところを、海桜鮪はパックそのままで“流水解凍でたった7〜15分”で解凍できます。味・色・肉質・食感ともに生の切りたてに近い状態を再現できます。
解体時の衛生管理を徹底し、商品は1サクずつ個別包装・真空パック詰めになっていますので、とても衛生的です。（家庭用冷凍庫で約1ヶ月間の保存が可能です）

【紀州勝浦の脇口水産】
脇口水産は、創業明治30年、世界遺産、熊野・紀州那智勝浦で、マグロを専門に仲買い業を営んできた老舗です。
マグロに対する豊富な経験と確かな腕と目利き、そして愛情を持って日々商いに取り組んでおります。