阿部さんの無袋黄桃『まごっ娘（まごっこ）』山形県産 約2kg（6〜8玉）

【「神の手」を持つ、阿部 一男さん】
山形県で「神の手」を持つ男と呼ばれている阿部一男さん。その理由は、無袋栽培で高品質な桃を栽培できる、独自の剪定技術にあります。
一般の黄金桃は、袋掛けをして栽培されます。それは、果実が雨風から守られるため、キズや病気のリスクが低くなり、色も均等に付くので外観が良くなるなどのメリットがあるからです。その一方で、袋が日光を遮ってしまうため、無袋と比べるとどうしても糖度は上がりにくくなってしまいます。
阿部さんの『太陽黄金桃』のように、無袋栽培された果実は、日光を浴びることにより、ある程度赤い着色が進みますが、その分糖度は高くなります。いくら甘くて美味しい桃を栽培できるからといって、無袋栽培は簡単にできることではありません。特に桃の場合は、皮が薄いのでちょっとしたキズが致命傷になります。
しかし、阿部さんは独自の剪定技術により葉っぱを微妙に調節し、果実に当たる光を遮ることなく、袋と同じように葉っぱで雨風から守りながら育てるのです。まさに「神の手」を持つ阿部さんだからこそ育てることができる逸品と言えます。