dancyu誌
取り寄せカタログ
はねだ桃園の桃
120年以上の桃栽培の歴史がある福島県桑折町(こおりまち)は、古くは養蚕で栄えた盆地の町。養蚕業の不振から桃栽培が本格化し、今では全国有数の桃の名産地となった。桃の産地としては最高の栄誉とも言える皇室献上桃に、26年連続で選ばれている。そんな桃の名産地に若き桃農家がいる。はねだ桃園園主の羽根田幸将、29歳。祖父の幸一が創業した桃園を、父が病に倒れたことがきっかけで、2016年に三代目を継いだ。世界に通用する桃にするため、グローバルGAP認証を取得し、2020年の東京オリンピックでの提供や輸出も視野に入れている若きチャレンジャーだ。8月にお薦めの桃は「なつっこ」と「まどか」。どちらの品種も大玉で甘く、実に旨い桃だが、完熟での収穫は難しい。はねだ桃園では手間暇をかけて糖度14度以上を基準に収穫し、選果して直送する。面倒で手のかかる品種だが、すべては旨い桃のため。労力は惜しまない。はねだ桃園のポリシーは実に明快で頼もしい。
今月の特集ページ
バックナンバーはこちら- HOTワード
- #「瓢亭」「アクアパッツァ」「懐石小室」など、名店の味をお届けします #とっておきのスイーツ #東白庵かりべ かけ・せいろ #オイスターバー #江戸前ちば海苔 #瀬田の唐橋 炭火割烹 蔓ききょう #表参道ナプレのピッツァ