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欧州の生カキ食文化を日本に
神々の地、国東半島で育つ生食用の牡蠣(オイスター)
くにさきOYSTER

牡蠣以外の魚介類を生では一切食べない欧米人も牡蠣だけは生で食す。
スナック感覚でバケツいっぱい食べるのが欧州スタイルだ。
世界のカキ養殖の紀元は古代ローマ時代まで遡る。かつて最強を誇ったローマ軍の重要な食糧こそが牡蠣だったのだ。
栄養価が高く、機能性成分や必須ミネラルが豊富な牡蠣は重要な栄養源だったのだ。
欧州では小粒でさらっとした牡蠣が好まれる。
日本でもそんな欧州好みのオイスターが存在する。
まさに勝負の牡蠣。牡蠣を食べて心身にエネルギーを充填しよう!
神域だらけの国東半島の自然が
欧州クオリティの牡蠣を育てる

大分県の国東半島は100万年以上前の火山活動で生まれました。
いくつかの溶岩ドームが残り、一番標高が高い両子山を中心に山林と岩山が広がります。気候的には半島のほとんど(大分空港から北)は雪も降る日本海沿岸型です。
宇佐神宮の荘園だった国東半島は、1300年前から神仏習合の修行と信仰の土地となり、数え切れないほどの神社と寺が点在する、八百万の神と仏の神域の国です。武運の神 八幡様の総本宮の宇佐神宮の地で育つ牡蠣は、軍神の牡蠣ともいえるかもしれません。
マリンファームを
国東半島に構えるヤンマー

欧州の豪傑や英雄が好んだ、生きたまま食べる牡蠣は、徹底した品質管理が肝心です。神域で育まれる清らかで豊かな自然、これをヤンマーの技術がコントロールすることで、究極の生食用の牡蠣を創り出します。
ヤンマー中央研究所バイオイノベーションセンターマリンファーム(以降はマリンファーム)では二枚貝の養殖技術を研究し、陸上で養殖した二枚貝(牡蠣やあさり)の種苗を全国に出荷しています。
平成26年、そのノウハウを発展させ、国東半島にあったクルマエビ養殖場跡地を再利用する事業を、国東市と漁協と一体となって取り組んでいます。
その養殖牡蠣のブランド名称が 「くにさきOYSTER」です。
くにさきOYSTERの稚貝は
岐部川河口で育つ

千燈寺の山でもある千燈岳(605.8m)が源流の岐部川河口の静かな干潟で、マガキとシカメガキを中心に様々な稚貝が育ちます。
この場所は単なる稚貝育成だけでなく、優れた血統を見つけ出す自然と人間が交流する場でもあります。
ここである程度まで大きく育った牡蠣は、フジツボなどの付着物を掃除されてから、沖合の養殖場に移されます。


馬の瀬と呼ばれる岩礁近くで
出荷サイズに育つ

国東半島北側はリアス式海岸で、入江と断崖絶壁の岬が続きます。そうした地形では陸からの清らかな湧き水と海水が混じり、干満の差も大きくなります。さらに国東半島には大きな河川がなく、人口も少ないことから、富栄養の河川流入がありません。だから牡蠣はメタボにならず、締まった小ぶりの牡蠣になります。
逆を言えば、技術と手間を掛けない限り、1年で出荷できる牡蠣を育てるのは非常に難しいのです。ヤンマーの挑戦は、一般的には養殖に向かない清らかな場所で、上質な牡蠣を育てることとも言えます。典型として、栄養密度が高くない清らかな海域で育てるために、個々の牡蠣が自由に動けるシングルシード方式を採用しています。
さらに定期的に養殖海域の海水と牡蠣を採取し、社内検査と公的機関のダブルチェックで分析して、安全基準をクリアした牡蠣のみ収穫することで、生食用に特化した品質を徹底しています。


徹底的な衛生管理で
安心して食べられる

安全性が担保された牡蠣は馬の瀬近くで水揚げされ、岐部川河口の養殖場に戻り、機械と人の手で、目に見える汚れと付着物を取り去り、重量別に選貝され、マリンファームに運ばれます。
マリンファーム くにさきOYSTER浄化出荷エリアには、様々な施設と機器が並び、ここでさらに形や付着物などで選別され、続いて、目に見えない汚れを洗い流します。
内部と外部の検査で安全基準をクリアした牡蠣は、さらに精密ろ過海水で20時間掛け流し、くにさきOYSTER体内のリスクファクター(菌や毒素やウイルス)を徹底的に管理し、初めて人の口に入ります。
一人1ダースは食べちゃう!
それがくにさきOYSTER

大粒で濃厚な味の牡蠣が好みの方には、くにさきOYSTERはお勧めしません。
大きくて濃厚な岩牡蠣が海のフォアグラ、濃厚な真牡蠣が海の白レバーとすれば、くにさきOYSTERは海の若鳥の真紅のレバーです。
加熱して魅力が出る素材ではなく、刺身(つまり、生食)にベストな牡蠣です。辛口の白ワインやスパークリングワインがあれば最高です。
殻が薄いので、殻が開けやすく、食べ飽きがこないので次から次へと食べられます。
※品質維持のため牡蠣は食べる直前まで冷蔵庫(10℃以下)で保存し、食べる直前に殻を開けてお召し上がりください。