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比内地鶏の焼き鳥
雉や山鳥に似た風味と香気があり、その美味がゆえ、江戸時代に年貢として城主に納められていたほどだった比内鶏。しかし、成長が遅く、体が小さく、病気にも弱いことから、養鶏業者に敬遠され、その数は著しく減少した。
そこで秋田県畜産試験場が、昭和48年から品種改良に取り組み、現在の比内地鶏が生まれた。
国の定める地鶏の飼育日数の下限は80日、飼育密度は1m²当たり10羽以下であるから、それぞれの規定が 150日、5羽の比内地鶏が非常に飼育コストのかかる鶏であることがわかる。それに見合うだけの食味に価値があるゆえに、地鶏界の頂点に君臨する品種の一つとなったわけだ。
今回は比内地鶏の雌を串にてご用意。自宅で料理する焼鳥としては最高レベルの品質!濃厚な肉の味はもちろん、脂の香りも旨味も格別。比内地鶏を味わうには、タレよりも塩がお薦め。さらに、炭火を熾し、自宅に焼鳥屋空間をつくれば、最高に楽しく、美味な時間を過ごせるはずだ。